末永の森コンサートvol.22のご案内

今週の土曜日は、「末永の森コンサートVol.22」が開催されます。

一年振りの金管アンサンブルの再登場です。
金管アンサンブルの「水上の音楽」「ウエストサイド・ストーリー」
や、フルート永田さんと打楽器の永野さんの珍しい二重奏。
それと、打楽器の永野さんと森さんの初共演。
どんな演奏を聴かせてくれるのでしょう。
どれもとっても楽しみです!
週末の午後をコンサートでゆっくりとお過ごしになりませんか。
皆様のお越しをお待ちしておりま〜す。

「末永の森コンサート」vol.22
日時:2009年9月12日(土) 15:00開演 〜
場所:福岡市城南区七隈1-11-50 末永文化センターホール
料金:前売券 1,000円 当日券 1,300円
主催:「末永の森コンサート」協会 / 末永文化センター
問い合わせ:末永文化センター 092−821−3338   
内容:インゴルフ・ダール:デュッティノ・コンチェルタンテ
             フルートと打楽器のための
   ヘンデル:水上の音楽
   バーンスタイン:ウエストサイド・ストーリー ほか
出演:
   フルート:永田明 ホルン:瀬尾達也
   トランペット:小野本明弘 八馬俊也
   トロンボーン:山下秀樹 チューバ:鈴木浩二
   打楽器:永野哲 森洋太

あわてん坊?

hasty type blossom

ハナズオウは、中国原産のマメ科の植物で、種が入っている実はマ
メ科の名のとおり、サヤエンドウのような形で枝にたくさん下がっ
ています。

そして開花時期は、春のはず???・・・たしか ・・・おそらく
いいえ、やはり春です!
それが・・・花をつけているのです。あちこちいくつも。

今年の夏は、一時暑い時がありましたが、振り返ってみればいつも
の夏ほど日焼けもせず、寝苦しいほどの暑さも心なしか少なかった
ような気がします。
そういえば、蝉の鳴き声も少し、トーンダウンしていたような。
ハナズオウが季節を間違えて、花を咲かせるのも無理からぬこと。

ハナズオウの特徴は、まず花が房のように咲いて、そのあと葉が出
ます。サヤエンドウのような実が出来るのは、そのずっと後。
それが、花、葉、実が一度に見られるとは。
なんだか、不思議な気分と同時に、不安感をおぼえます。
大切な自然、ほんとに大丈夫なのかなぁ。
ただのあわてん坊なハナズオウ!なんてことだけだったら良いので
すが・・・

白い十字架

senninsou

朝、美術館のブラインドを開けると、目に飛び込んできたのは、池
の周りに咲く沢山の白い花。

名前はセンニンソウ。
仙人草の名の由来は、果実の先から白いひげ状のものが出ているこ
とから、まるで白いひげの仙人のようだとつけられたようです。

つる植物で、3センチくらいの十字架のような4枚の花弁状の白い
花をつけます。
しかし、花弁のように見えるのは、実は萼だそうです。
池の周囲には土がないにもかかわらず、毎年この時期に花が見られ
ることから、随分強い植物のようですね。
いったい、どこに根を張っているのでしょう?

こんな清楚な花ですが、姿に似合わず別名「馬食わず」の名があり
ます。
葉や茎の汁にさわるとかぶれることがあるそうなのでお気をつけく
ださい。動物は危険なものをちゃんと知っているんですね。

二年生に進級?それとも・・・

ブログ開設から一年がたちました。

たくさんの自然に恵まれた末永の森ですが、ブログをはじめてから
皆様に紹介するというより、自分自身が今まで気づかなかったこと
に気付かされたことが多くありました。
毎日あたりまえのようにあると、案外見逃していることが多いもの
です。
せっかく身近にある自然、大切にしっかりと見ていかなければ・・・

一年を振り返ってみると、思うように更新出来なかったり、サーバ
ーのご機嫌を損ねたのか、ブログが全て消失してしまったり、復活
出来た時は、正直ホッとしました。
色々なことがありましたが、二年目も自分らしく細~く長~く続け
ていこうと思っています。

これからも引き続きコンサートなど催し物のお知らせや季節の花だ
よりなどを紹介していきたいと思っています。
どうぞ、これからもよろしく!
また、時々お立ち寄りいただけましたら嬉しいです。

こんな状態ですが、はたして二年生に進級できたのかなぁ・・・
落第?及第? 採点は何点くらい?・・・

う~ん これからも頑張りま~す!

アート

objet

うっそうとした森の中に展示された見事なオブジェ!

・・・と見まごうばかり。
その実体は・・・
竹の枝を利用した蚊取り線香立てです。
制作者は、M尾さん。
毎度のことながら、素晴らしいアイディアです。

身近にある何気ないものもアートになり得る、要は作り手次第とい
うことなんでしょうね。
そういえば、M尾さんの会場設営は、芸術的で、しかも演奏し易い
とおっしゃった方がいらっしゃいましたものね。(さすがプロ!)

緑の中に点在する、このアート作品のおかげで、屋外での催し物も
虫に刺されることなく、ゆっくりと楽しむことが出来ました。
感謝!感謝!

梅雨明けはいつ?

もう明日は8月だと言うのに、中々明けない梅雨。
福岡では、博多祇園山笠の追山が終わると「あぁ〜もう夏だな」と
感じることが多いのですが、今年は、梅雨前線がずっと居座ったま
まです。

先日の集中豪雨では、前の景色が見えなくなるほどの激しい雨を経
験しました。
市内でも空港が冠水したり道路に車が浮いたり、避難勧告が出たり
と、交通網も麻痺し大変な状況でした。

お陰さまで、末永文化センターでは然したる被害もなく、施設も
通常どおりご利用頂けますので、ご安心ください。

一体いつになったらすっきりとした青空が見られるのでしょうか?
まさか、このままってことないですよね・・・

天体ショー

solar eclipse

見えましたー!
薄い雲の合間から欠けた太陽が顔をのぞかせていました。
気がつけば、うるさい程鳴いていた蝉の声がいつの間にか止み、涼
しい風がさーっと吹いてきました。

宇宙の神秘を感じさせるに充分な数十分間の天体ショーでした。
九州のみならず、きっと各地でも同じような思いで空を見上げてい
る人が大勢いたこととでしょう。

次の皆既日食は、2035年9月2日に中部・関東地方で見られる
予定です。(うーん次は・・・)
でも、その前に金環日食が3年後の2012年5月21日に九州で
も見られるそうですよ。

午後からは再び、賑やかな蝉の大合唱が聞こえています。

皆既日食

いよいよ、明日は皆既日食。
福岡でも約90%の部分日食が見られるはずです。
どんな天体ショーが見られるのか、楽しみです。
どうぞ、良い天気でありますように。

螺旋階段

nejibana

芝生のあちこちにツンツンと螺旋状に伸びたピンク色の小さな花が
咲いています。

よほど美味しい蜜があるのか、花のらせん階段をアリがせわしなく
上ったり下りたりしています。
ねじれたように咲く姿からついた花の名は、ネジバナ。
よく見ると、左巻きのものと右巻きのものがあります。
つる性のものなどは、その種によって右巻き左巻きが決まっていま
すが、ネジバナは両方あります。

レンズを通して見た花の形が、どこかで見たようだなぁと思ったら
やはり蘭の仲間でした。
お花屋さんにある高価な蘭と違って、こちらはぐっと庶民的です。

7月4日の誕生花
花言葉は、「思慕」「秘密の想い出」

キュウリグサ

cucumber

九響Hさんから頂戴した巨大な胡瓜。
なんと長さが45センチもありましたぁ〜。
さて、どんなお料理にしようかな?

そうそう、以前ご紹介したワスレナグサと似た植物の名前は、キュ
ウリグサと判明しました。
揉むと胡瓜のような匂いがするところからついた名前のようですが
かたや「ワスレナグサ」なんて、ちょっと可愛らしい名前ですのに
なんだか花も名前でちょっと損をしているような・・・

胡瓜といえば、忘れてならないのは1日から始まった博多祇園山笠。
勇壮で豪快な男の祭りですね。
地元では周知の事実ですが、15日の追い山が終わるまでは、胡瓜
はご法度です。
博多総鎮守の櫛田神社の祇園様のご神紋が胡瓜の切り口に似ている
ところから祭り期間中は、決して食べないそうです。
博多の学校給食でも、胡瓜は入れないと先日テレビでも紹介してい
ました。

オイサッ!オイサッ!の勇ましい掛け声に血が騒ぐ「山のぼせ」の
方々も多いのでは・・・
おっと、身近においでになりました。
九響Fさん。関東出身ですが、いまやりっぱな「山のぼせ」です。
きっと今年も大黒流れでの凛々しい姿が見られることでしょう。