初秋の音色

 little autumn

今夜は、仲秋の名月。

空も空気も少しづつ秋めいて来たような気がします。

日中は、まだ暑さが残るものの、朝晩は随分涼しくなってきま
したね。

先日、日もとっぷりと暮れた頃、仕事を終え帰ろうとドアを開
けると、末永の森在住の虫さん達のオーケストラが賑やかに
イブニングコンサートを繰り広げていたのでした。

秋の音色に、なんだか気が緩んで癒されます。

暑い暑いと頑張ってきた夏から、少しづつ少しづつ、季節は秋
にバトンタッチをはじめているようです。

今月は、そんな初秋にお送りする「末永の森コンサートVol.30
バロック・トゥ・ジャズ」

ジャズが初登場!

九響さん、日頃、クラシックばかり演奏していると思いきや、実は、
こんなこともお得意の方々がいらっしゃるんですよ~。

開催は、9月24日(土)15:00~
詳しくはこちら

いつもとは、少し雰囲気の違う末永の森コンサートを是非、
お楽しみください!

お越しをお待ちしております。

わたぼうし ~ summer version ~

summer version

窓からのぞむ木々の上が白く綿帽子をかぶったようになって
います。
あれは一体なんだろう。まるでなんじゃもんじゃの木のよう
だわと思って眺めていました。
近づいてみると、以前ご紹介したことのある これ→・・・

仙人草でした。

毎年咲くはずの場所では、まだ開花を確認出来ていなかったの
で、ちょっと嬉しい!
あまりに上のほうで咲いているので、それとはわかりませんで
した。

確かに、この高さだと踏まれることもなく伸び伸びと仲間を増
やせたのでしょうね。

「ホルンと彫刻の調べ」応募受付中

N響ホルン奏者日高剛さんと彫刻家片山博詞さんとのコラボ「ホル
ンと彫刻の調べ」を10月30日に末永文化センターホールに於い
て開催致します。

彫刻とホルンのコラボコンサートって一体どんなことになるので
しょうか?

とても楽しみです。

今回のコンサートのために作曲を委嘱された中原達彦さんの「月光
のもとで聲を聴く〜ホルンとピアノのための〜委嘱作品2011」
も登場致します。片山さんの日展出品委嘱作品「月光のもとで聲を
聴く」をイメージした曲です。

片山さんの作品は、気品が漂い透明感があって内に秘めた芯の強さ
が感じられ、そして命のはかなさ、哀しさ、尊さが感じられる作品
だなっていつも思うのですが、その根底には深い愛があるように思
います。(あくまでも素人の私が勝手に感じていることなのでご容
赦ください)その作品に囲まれて素晴らしい演奏が聴ける!
しかも無料コンサートです。

入場には招待チケットが必要ですので、Eメールまたはハガキにて
お申し込みください。応募締め切りは、10月10日必着です。
詳しくはこちら→
どうぞ、お早めにお申し込みください。

テンジクアオイ

geranium

南アフリカ原産。和名で天竺葵(てんじくあおい)と呼ばれるゼラ
ニウムは、冬の寒い時期を除いて、ほぼ一年中次々と花を咲かせて
います。

ヨーロッパの窓辺で真っ赤な花が咲き乱れている姿に憧れを抱いて
いましたが、あれは美しさだけではなく防虫の役割もあり、魔除け
の意味もあるのだとか。

また、ゼラニウムの葉と花から抽出されたアロマには、色々な効能
があるそうです。ご興味のある方は、お試しになってみられては?

乾燥気味が好きな植物なので、日本の高温多湿な夏には少し元気を
なくし、葉の色も悪くなりますが、そのような時は切り戻しをする
と、少し涼しくなった頃にまた元気良く花を咲かせるようになりま
す。
挿し芽でも増やせて、手が掛からなくて丈夫(なんと言ってもこれ
が一番!)で、長く楽しめて育て易い植物です。
花の姿は一重のもの八重咲きのもの、色も赤、白、ピンクと様々あ
りますが、何と言っても真っ赤な八重咲きが豪華です。

7月27日の誕生花
花言葉は、「真実の愛情」

「低弦の競演」

duo

チェロとコントラバス、期待の若手二人のデュオリサイタルが開催
されます。
それぞれ海外で活躍中のお二人の一時帰国公演で、全国5会場での
ツアーですが、福岡では末永文化センターで開催されます。

きっと、熱〜く楽しめる公演になることでしょう。
お出でををお待ちしております。

出 演:幣 隆太朗(コントラバス)
    横坂 源(チェロ)
    今西 泰彦(ピアノ)
開催日:8月4日(木)19:00〜
会 場:末永文化センター 末永ホール
    福岡市城南区七隈1-11-50
入場料:3,000円(全自由席)
お問合せ:anの会 092-661-3712(市)

ご無沙汰~

otakusa

すっかりご無沙汰してしまいました。ゴメンナサイ!

お休みしている間に梅雨入りし、博多の祭り祇園山笠が始まり、
そして今朝の追山でフィナーレを迎え、梅雨も明けていよいよ
本格的な夏の到来です。

いつの間にか周りの植物たちもすっかり様子が変わっています。

紫陽花の季節はそろそろ終盤ですが、一昨年、昨年に挿し木で
増やしたものが、しっかりと根を張り、今年は、すでに大きな
花を咲かせた株もあって、来年がさらに楽しみな状況になりま
した。
「アジサイ山にしよう!」Mさんとの約束果たせるといいなあ。

またボチボチ更新していきたいと思っていますので、どうぞ
よろしく!

今年は、節電の影響もあって、いつもより我慢の夏になるかも
しれませんが、くれぐれも水分補給を充分になさって暑さ対策
してくださいね。

末永の森コンサート Vol.29

moricon.Vol.29

5月になって黄砂飛来、濃霧発生、真夏のような気温、そして激
しい雨と矢継ぎ早に目まぐるしく天候が変わっていましたね。
そろそろ、すっきりとした五月晴れになってほしいものです。

さて、今週の金曜日は5月20日19:00~「末永の森コンサート」
Vol.29が開催されます。

土曜日の午後から開催されることが多かったのですが、今回は金
曜日の午後7時からですのでお間違えのないように!

今回は木管楽器&ピアノの調べをお楽しみください。

皆様のお越しをお待ちしておりま~す。

恋に酔う

wisteria flowers

ここ数日は黄砂の飛来で、折角のゴールデンウイークもすっきり
とした青空が顔を見せず、どんよりとした空模様が続いています。

今日の空は、いかがかと見上げると、木々の間から薄紫色の藤の
花が風に揺れていました。

日本原産のフジは、「ノダフジ」と「ノフジ」があります。
藤の名所などで藤棚の下に長く花が下がって咲いているのが「ノダ
フジ」ですが、ここに咲いているのは、花穂が短い「ノフジ」です。

その優雅な姿に似合わずツルはかなり強健で、巻き付かれた方の木
が可愛そうなほどです。
う~ん これって、色々なことに通じているような気が・・・

5月8日の誕生花
花言葉は「恋に酔う」

桜のお花見も楽しいものですが、甘い香り漂う藤の下で、花に酔い、
酒に酔い、恋に酔う?なんてこともちょっと素敵じゃあありません
か?

森の宝石

crystal drops

今朝まで降り続いた雨。
滴が、葉の上で水晶球のようにキラキラと輝いています。

すぐにでもコロコロッと落ちてしまいそうで、そーっとそーっと近
づいてみました。

このまま取って置きたくなるほど素敵です。でもそれは叶わないか
ら撮っておきました。(な~んてね)

雨のためか、少し肌寒いように感じますが、若葉が美しい時節のこ
のような状態を「若葉寒む」と言うそうです。

暖かくなったり、少し寒くなったりを繰り返して本当の暖かさがや
ってくるのでしょうね。

花かんざし

花かんざし

見上げていた桜色の景色が、この所続いた暖かさと春の嵐のせいで
少しづつ足下に移ってきました。

桜が散る様を「桜吹雪」、散った桜が地面に広がる様を「花むしろ」
水面に浮かぶ様を「花いかだ」、そして幹からちょこんと頭を出して
咲いているのは「花かんざし」と呼ぶそうです。

なんと美しい優しい日本語でしょう。
先人達の感性の豊かさ、繊細さ、心の奥深さを感じます。

毎年楽しみにしている桜の季節。
今年の桜には、例年にも増して心が癒される気がします。