理想の愛
緑の葉影からチラッと紅い色が垣間見えました。
そうそう、この風景は以前も確か見たことがあったっけ。
近づいてみると、やはり「椿」でした。
万葉集でも多く歌われ、茶花にも好まれて日本人には、なじみのある花です。
品種改良されて随分たくさんの種類があるようです。
首からぽとりと落ちるので、ゲンが悪いと嫌う方もおいでになるようですが、
「潔い」と好む方もいらっしゃって、同じことにも様々に違った考えがある
ものです。
それよりも、むしろ花の美しさ、気高さに魅了されてしまいます。
寒いこの時期にもはっきりと自分を主張し、凛とした姿が美しく思われます。
木偏に春と書く「椿」。
冬から春にかけて咲き、春を待ちわびる人々の想いが込められている植物
なのでしょうね。
花言葉は「理想の愛」
そんな「愛」ってどんなものなのでしょうか?
そう言えば、まもなくホワイトデイ。
「理想の愛」を見つけられると良いですね。