宇宙の星

cosmos

急に冷え込んで秋らしい景色になってきました。

メキシコ原産のコスモスは、いまや日本の秋にはかかせない花にな
っています。
漢字では秋桜と書きますね。
桜のような花をつけ、秋に咲くことから「あきざくら」とは、よく
ぞ名づけたものです。
品種改良で桜色の花だけではなく、白や濃い紅色、そしてこの写真
のように黄花コスモスやチョコレートコスモスもあります。

「コスモス」とは、星が整然と並んでいる様、宇宙と言う意味があ
るそうですが、そのコスモスの花の中にたくさんの星があるのをご
存じですか?

カメラのマクロレンズでのぞいてみると、
「わぁ〜〜 ありましたぁ〜〜」
たくさんの星が・・・

宇宙の中にあるたくさんの星。
星の中にさらに小さな星も。

まさにコスモス、その名のとおりです。
先人の名付け親は、このことを知っていたのかしら・・・

これを教えてくださったのは、園芸家の柳生真吾さん。
勿論、お会いした訳ではなく、ラジオで聞いていただけなんですけ
れどコスモスを見る度、思い出しています。

強風で倒されても、またそこから立ち上がって花を咲かせる、可憐
であっても芯の強い姿に憧れます。

10月31日の誕生花
花言葉は、乙女の真心

たをやか

Bush clover

秋の七草のひとつ「萩」
草かんむりに秋と書く漢字からして、いかにも秋の植物ですね。
万葉集にもたくさん詠まれています。

九響のKさんから数年前に頂戴した萩が、今年も沢山の紅紫色の花
をつけました。
枝垂れて風に揺れる様は、たおやかな女性を思わせますが、意外に
丈夫で(エッ、それは女性そのものですって?誰ですか?そんなこ
と言っているのは・・・ まぁ、反論はしませんけれど・・・)
寒くなり葉が落ちて地際のところを、ばっさりと切り落としても、
春にはしっかりと又、芽を出してくれます。

今年は、高所の石垣の上にもKさんが苗木を植えてくださいました。
「ちゃんと根付くかな」と言う心配をよそに、暑い夏の時期にも、
ご自身でせっせと水やりをしてくださったお陰でみごと定着し、早
くも花が咲きました。
もう少し大きくなったら、さぞかし見応えがあることでしょう。
来年が楽しみです。

10月1日の誕生花。
花言葉は、物想い。